何がなくともまずゴールを設定する

コーチングの中心となる考え方、「ゴール」についてお伝えしていきます。
あなたには今、叶えたい夢がありますか?
脳の働きを最大にするために、夢や「ゴール」はとても重要な役割を持っています。
コーチング用語としての「ゴール」とは、
『自分が将来、こうなりたいと思う姿、あり方、世界の状態など』
を指します。ここまでは夢とほぼ同義ですが、さらに、
「ゴール」には2つの条件があります。
1,現状のままでは絶対に達成できず、達成方法がわからないもの
今のまま生きていれば達成できることは、夢とはいいません。それは単なる目標です。
また、それでは達成のためにあなたが変わる必要もありません。
例えば、トヨタの社員がトヨタの社長になるのは(理想的な)現状、トヨタの社員が日産の社長になるのは現状の外、という具合です。
別の例では、日本国籍の人がアメリカ大統領になる!というゴールを設定したら、それは現状の外ということになります。
(アメリカ国籍がないと米大統領にはなれないので)
2,自分が心から望むものであること。
例えば「世界平和」は望ましい、いいに決まっている、と、多くの人が思うことでしょう。
でも、それが本当に「あなたが」やりたいことなのか?をよく考えて頂きたいのです。
あなたのゴールは、家族に迷惑をかけても、人に止められても、何が何でもあなた自身がやりたいと思うことです。
それでは、実際にゴールを設定していきましょう。
まず、あなたの夢を自由に思い描いてみましょう。
その際、以下のことを仮定します。
・あなたは、夢の実現に充分なお金を持っています。お金のために働く必要はありません。
・あなたのそばにはドラえもんがいます。欲しい道具は何でもすぐに出してくれます。
・あなたには、夢の実現に必要なスキルは全て備わっています。(例えば英語はペラペラ、など)
さて、あなたは何をしたいですか?どうありたいですか?
達成方法はわからなくて構いません。というより、達成方法がわかっているものはゴールとはいえません。
これは一日では難しいかもしれません。
数日かかっても良いので、できるだけ具体的に、イメージを膨らませてみてください。
達成した時の、自分や周りの人の感情も伴っているとより良いです。
ゴールのイメージができたら、ゴールの要件を満たしているかを確認てみてください。
そして、ゴールのイメージを言葉にしてみて下さい。あくまでイメージが先、言葉はあとです。
最後に、脳の力を引き出すために、なぜゴールを設定するのかを説明します。
人の脳は、五感から飛び込んでくる膨大な情報の中から、自分にとって重要なものだけを認識します。
妊娠、出産を経験された方、覚えがないでしょうか?
子どもを妊娠すると、街中に妊婦がたくさんいることに気づきます。
子どもが生まれると、街中にベビーカーがたくさんいることに気づきます。
世界は何一つ変わっていないのに、です。
あなたの中で、妊婦や赤ちゃんの重要度が上がったため、脳に達する情報が変わったのです。
車を買おうと思うと、車の広告やショールームが目に入るようになります。
時計を買おうと思うと、人のしている時計が目に入るようになります。
それと同じことです。
ゴールを設定し、その重要度を極めて高くすることで、人の脳に入る情報は変わります。
すると、これまでスルーしていた、あなたのゴールを達成するために必要な情報が、自然と飛び込んでくるようになるのです。
だから、まずゴールを設定、達成方法は後からわかる、という順番になるのです。
ゴール設定には何日かかかると思うので、その間の日常を豊かに過ごす方法をご紹介します。
「セルフトーク」をコントロールしてみましょう。
先日お伝えしたような自分に関する言葉も含め、
自分が口に出す言葉、頭の中で思う言葉の全てを「セルフトーク」と言います。
あなたがとても素晴らしい人間であることを思い出すための、とっておきのセルフトークがあります。
成功したときには「私らしい」、失敗したときには「私らしくなかった、次はこうしよう」と思う、または実際に口に出して言うのです。
これは自分自身にも効きますし、子どもにも絶大な効果があります。
子どもの自己イメージ形成に、親の言葉は大きな影響を及ぼします。
現状は毎日宿題をやらない子どもにも「宿題をやらないなんて、◯◯らしくなかったね」と言葉をかけるのです。
そしてどんなに小さいことでも成功したら、「◯◯らしいね!」と。
テストが30点だったら「君らしくない」、100点だったら「君らしい」と。
子どもの自己イメージとして、「自分は100点を取って当然だ」というイメージが定着すると、
それと違う結果に違和感を覚え、自然と勉強するようになります。
最悪なのは、苦手な部分を指摘してしまうことです。「自分はこれが苦手なんだ」と覚え込ませることにはデメリットしかありません。
セルフトークのコントロール、やってみてくださいね。
コーチ小堤明子

投稿者: コーチ小堤明子

コーチングを通じて、人が本来持っている能力を充分に発揮し、成長し続けることをサポートします。

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