ホメオスタシスを味方につける

「ホメオスタシス」についてお伝えします。
これはコンフォートゾーンをゴール側にずらすために、とても重要な概念です。
ホメオスタシスとは、「恒常性維持機能」のことで、生体をより長く生きながらえさせるために、生体の安定的な状態を維持しようとする傾向のことです。
例えば、私達哺乳類は体温を恒常的に保つ機能を持っています。私たちは暑い夏も寒い冬も、体温を36度前後に保つ事ができます。これにより、安定した生命活動ができています。
ホメオスタシスは現状を維持させようとする機能で、生命体にはとてもありがたいものです。
この講座で目指す「なりたい自分になる」という観点では、ホメオスタシスは最大の敵でもありますが、使い方しだいで強力な味方にもなります。
「変わりたい」ということに対して、ホメオスタシスはまず敵になります。
いつもと違う行動をしようとすると、ホメオスタシスは「それはいつもの君らしくないからやめたほうがよい」という方向に働きます。
以前、ボウリングの例を出しましたが、通常スコア60の人が20を出しても、100を出しても、ホメオスタシスが働き、結局最終的にスコアは60に落ち着きます。
なりたい自分になるためには、ホメオスタシスを味方につける必要があります。
「なりたい自分」の臨場感を高めていくと、ホメオスタシスは「なりたい自分」が現状だと判断し、そこを維持しようと働くようになります。
例えば、いつも待ち合わせに遅れてしまう人がいるとします。
この人は遅れることが通常なので、そこにホメオスタシスが働いています。
だから、余裕で間に合うように出かける準備していても何故かどこかでのんびりしてしまい、結局遅れてしまうのです。
この人が待ち合わせに遅れないようにしたいと思ったら、「待ち合わせ時刻前に目的地に着き、余裕をもって相手を待っている自分」を強くイメージします。
「私はいつも待ち合わせには余裕を持って着くので、気持ちがとても安らかだ。」などの言葉を毎日口にだして言うのもいいでしょう。
このイメージが、「私はいつも遅れる」という現状に勝ったとき、ホメオスタシスは味方になり、「遅れない私」を維持するように働きます。
なりたい自分になるために、ホメオスタシスを味方につけましょう。
コーチ小堤明子

投稿者: コーチ小堤明子

コーチングを通じて、人が本来持っている能力を充分に発揮し、成長し続けることをサポートします。

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