「自分が重要と思うことが変わると、見えるものが変わる」ということを、日頃コーチングセミナーでもお話ししていますが、最近私自身がそれを体感しました。
子供たちの通っている体操クラブにて、補助の先生がご都合で辞められることとなりました。
指導者がメインの先生お一人になってしまうため、新たなお手伝いの人が必要という状況になりました。
私は数年前からこちらの体操クラブにご縁があり、クラブの先生からはなんとなく私に手伝ってもらいたいようなお誘いも受けていたのですが、体操の技術指導には興味がなかったので、あまり真剣に受け止めていませんでした。
その後、脳機能科学者でコーチングの第一人者である苫米地英人博士が「教育とコーチング」についてお話をされている動画を見ました。
これを見た私は、
・教育とは誰のためにやるのか
・プロのコーチこそ、教育を学び実践する必要がある
ということに、強い関心を持つようになりました。
私が今コーチとして行っている、大人に対するパーソナル・コーチングも勿論重要ですが、それに加え、これからの時代を担う子供達のために、コーチとしてできることは?などと漠然と思いを巡らしながら、何度もこの動画を見ていました。
そんなときに、先述の体操クラブから、手伝いを募集する、というメールが来ました。
「教育とコーチング」というキーワードが頭に入った状態で改めて募集を見て、これは将来コーチとして教育に関わることに繋がるのかもしれない、とひらめき、引き受けることにしました。
内容は、体操の技術指導ではなく、子供の見守り役としてのお手伝いです。
「教育とコーチング」というキーワードをインプットしただけで、それまであまり関心を持っていなかったお手伝いの募集が、自分のゴールと関連付けられました。
この体験から、
何を重要と思って日々を過ごすかで自分の行動が変わる、ということを、机上の論理だけでなく、身をもって実感することができました。
昨日初めて、クラブの手伝いを行いました。
これからは毎週、子供達と接する機会があります。
そこで子供達とともに学んでいけることが、とても楽しみです。
―――
※「教育とコーチング」「教育は誰のためか」に興味がある方へ、こちらの動画をご紹介します。苫米地英人博士と、苫米地式コーチング青山龍マスターコーチとの対談動画です。