今日の昼、家の近所で耳にした会話。
幼稚園帰りの女の子とお母さんが二組、並んで歩いていました。
一人の女の子が立ち止まって言いました。
「ママ、あしいたい!」
するとお母さんが、
「オシッコ!オシッコなの!もうちょっとでおうちだから我慢して!!」
女の子はちょっと困ってから
「足がいたいの~」
―――
幼児のいるお母さんは、子供のオシッコやウンチという言葉にとても敏感です。
本当は違う言葉であっても、似たような言葉であれば逃さず認識します。
一方、私には最初の一言が「ママ、足痛い!」と聞こえていました。
それは私がその女の子のママではないので、彼女のオシッコに関心を持たなくていい立場だからです。
さらに言えば、私の子供達はもう大きくなり、四六時中トイレを気にする歳を過ぎたからかもしれません。
(そういえば私も、息子が小さかった頃、なにか言うと全部「ウンチ」に聞こえていた時期がありました。娘に「ママ、違うから!!」と指摘されたことも何度もありました。)
よくある聞き違いですが、ここにコーチングの重要な要素が隠れています。
コーチングでは、脳の性質として、
『人は五感から入る情報のうち、自分にとって重要だと思うことだけを選んで認識します。
全てを認識するには膨大な情報処理が必要となり、そのエネルギーを作り出すことは、私達の消化器官ではできないからです。』
と説明します。
そのお母さんは、子供が生まれたことで、オシッコのサインを聞き分けられるようになったのでしょう。
決して、生まれながらにその能力を持っていたわけではありません。
過去は関係ないのです。
今それが必要だから、その力が自然と備わったのです。
同様に、
私たちは、現状の外に、何が何でもやりたい重要なこと(コーチングでいうところのゴール)を設定するだけで、自然とそれに関する情報が入ってくるようになります。
そこには努力は要りません。
自然とそうなるのです。
本当にそれだけ?
そうはいっても、実際にはゴール達成には大変な努力が必要でしょう?
という方に対してもわかりやすい事例だったので、ご紹介しました。
(写真はすっかり大きくなった息子。心配事はオシッコから別のことへと変わってきています。)
―――
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