今週の月曜は運動会の振替休日だったので、子供達を連れてアスレチックに行きました。
私は子供の頃からアスレチックが大好きで、以前から「子供が生まれたら一緒に楽しもう!」と思っていました。
息子が今年小学生になり、本格的なコースにも挑戦できる年頃になったので、親子で楽しめるアスレチックを調べ、出かけました。
ところが、、、
今週月曜が振替休日の学校がこんなにあるとは!
場内は小中学生で大混雑。
どのアスレチックも長い列ができていて、並んでいるのは子供達だけ。
大人は皆、遠慮してか、周りから写真を撮ったり応援したりしています。
私も子供達を並ばせ、渋々写真を撮っていましたが、どうにも面白くありません。
お弁当を食べ終わったとき、私は突然、「こんな一日は私らしくない。今日を最高の日にするために、午後は私もやろう」と決めました。
子供達にも「ママは午後からは全部やる」と宣言し、午後の部をスタート。
時々「(あなたも)やるんですか~?」と、他の子供から冷たい質問を受けましたがなんのその。
ここのアスレチックは幼児の遊具ではなく、大人も子供も体を動かすためのものです。
胸を張って「そうよ、やるのよ!」と答えました。
猿のように素早く進む息子。
慎重派で常に渋滞をつくる娘。
そして、「大人がやってる!」と周囲から大注目の私。
三人三様、それぞれのペースで楽しみました。
娘は最初、自分が渋滞を作っていることを少し気にしていたようでした。
慎重派の子供は他にもいました。そのお父さんお母さんの中には、「早くしなさい!後ろに列ができているでしょう!!」と叱る方もいました。
それを聞いて、少し気にしたようです。
私は勿論、「自分のペースでやればいい」と声をかけていましたが、娘はどうにも周りが気になるようでした。
しかし、周囲の子供達をも顧みず無邪気に突き進む私を見て、そんな心配はふっとんだようです。
まさに、「子は親が言うことを聞かないが、親のやることは真似る」とはこういうことか!と感じました。
私が嬉々としてやっているのを見て「またママは~」などと言いながらも、娘も息子も、とてもうれしそうでした。
幸い午後は空いてきて、あまり並ばずにすいすいとできました。
面白かったのは、私がやっているのを見て「私も!」と一緒にやりだすお母さんがいたり、他の子供が、「お母さんもやって!」と自分のお父さんお母さんに勧めたりしていたことです。
私がやることで他の大人も楽しめたことも、嬉しかったです。
今日は二日後。
そろそろ筋肉痛もピークを迎えているようです。
自分自身が心から楽しめる機会を作ること。
誰にでも重要な事ですが、とくに子供をもつお母さんたちには重要と感じます。
コーチとして、セミナーやセッション、お茶会などでお母さんたちと話す中で時折耳にするのが、「いつも子供のことを考えているうちに、自分が何をしたいのか、もはやわからなくなってしまった」という声です。
それはとても勿体ないことです!
日々の生活に追われ、自分のことは後回しになりがちなお母さんたちこそ、自分が楽しむための機会を作って行くことが大事です。
私自身も日々実感しています。
なぜなら、なりたい自分になるためには、自分が本当にやりたいことを見出すことが、とても重要だからです。
お母さんがやりたいことをやって輝いていれば、子供達もきっと笑顔になると、私は確信しています。