「お母さんがやりたいことをやって、子供との関係もハッピーになるためのお茶会」を開催しました。
参加者はいずれもお母さんの起業家です。
私も含め、全員に小学生の子供がいます。
その子たちは今、夏休みの最中です。
「夏休みの外出、子供をどうしてきましたか?」
から、お茶会がはじまりました。
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このお茶会は、
「自分のやりたいことをどんどんやっていると、子供のことを尊重できているかが気になる」
という声をいただいたことがきっかけでした。
やりたいことがあって起業し、事業が広がるにつれ、
・子供が「仕事をしないで、自分と一緒にいて」と言う
といった悩みがでてくることがあります。
そんな時どう考えればよいのか?
お茶会にて参加者の方とやりとりを進めるにつれ、ポイントが見えてきました。
・自分が好きなことをやらせてもらっているのは、(家族にとっては悪いことなので)申し訳ない
言葉の端々から、このような気持ちが感じられました。
自分がやりたいことをやってハッピーになれば、子供(家族)は不快になる。
本当はもっとやりたいが、子供(家族)のために、今は自分のやりたいことを我慢するしかない。
このような考えが無意識の中にあることに気づいたところで、
と、お伝えしました。
ワーク・ライフ・バランスという言葉に象徴されるように、
・一方を充実させれば他方は損なわれるもの、
という思い込みが私達にはあります。
その思い込みを外し「両方とる」と決め、その状態をゴールとして設定してはいかがでしょうか?
とお伝えしました。
そんなの無理、なぜならばどうやっていいかわからないから。
そう感じたら、それは正しいゴール設定です。
コーチングでは、ゴールとして、
を設定します。
なぜなら、現状の中のものを目指したら、「現状どおり」が続いてしまうからです。
現状の外のものを設定して初めて、今まで見えていなかった情報が見えてきて、人生を飛躍的に変えていくことができます。
自分がやりたいことをやり、子供もハッピー、と、まずは目指す姿を決めてしまうこと。
その姿をすでに自分が達成していると強くイメージし、臨場感を上げること。
そうすれば、そうなるために必要な情報を、脳はキャッチするようになります。
なぜなら、人間の脳は、自分にとって重要なことを選んで認知する性質があるからです。
重要なことを変えた瞬間から、入る情報が変わってきます。
ゴールの設定が先。
達成方法は後。
この順番が逆だと、方法がわからないからできないと諦めてしまい、脳の力を充分に使えないのです。
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理屈はわかるけど、実際にそんなことができるの?という疑問が当然でてきます。
そこでお茶会では、私自身の体験も含め、様々な具体例をお話させていただきました。
理論だけでなく具体例もあると、納得の度合いが違います。
「私にも出来る」という確信が高まります。
参加者の方々からは、
「今ちょうど自分のやりたいことが見えて来た時期で、ますます加速していけそうです」
「学んだことを今日からやってみます」
など、嬉しいご感想をいただきました。
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「私にはできる!」という確信(エフィカシー:ゴール達成への自己能力の自己評価 )が、ゴール達成への障害を乗り越えていくためには必須です。
お茶会にて、エフィカシーを上げるためにはどうしたら良いですか?
という質問をいただきました。
お茶会の中でも幾つかお伝えしましたが、その内容を今後、LINE@でも配信していきます。
●LINE講座 コーチ小堤明子の「なりたい自分になる」講座
今とは違う自分になりたい方のご参加をお待ちしています。