習慣を変えてみる

※この内容は、夏休み中にLINE講座「コーチ小堤明子 なりたい自分になる講座」にて配信したものです。
子供達の小学校では、昨日からラジオ体操が始まりました。
私も、子供達と一緒に通っています。
今朝の体操で周囲の人を観察してみました。
大抵の方は、いちいち次は手をどうするのか足をどうするのかと考えることなく、自然に、無意識に体操していました。
このように、日本に生まれ育った人は大抵、ラジオ体操の音楽が流れると自然に体が動きます。
これは、過去の経験からできた習慣です。
この習慣ができたのは、子供の頃、親や学校の先生にラジオ体操を教わったからです。
ラジオ体操をしないで遊んでいると注意されたり、きちんと体操をするとほめられたり、ハンコを押してもらったりという、過去の経験と、
毎日体操をしてお土産をもらえた、などの楽しい記憶が、この習慣を作り上げてきたと考えられます。
このように、私たちはたくさんの習慣を持っています。
習慣について、一つ面白い事例があるのでご紹介します。
私の父のことです。
私が子供の頃の父は、毎日仕事から帰ると、ビールを大びん一本飲んでいました。
家で夕飯を食べる日は必ずと言っていいほど、毎日飲んでいたのです。
私はずっと、父はビールが好きなのだと思っていました。
私が家を出てからしばらくして、父がビールをやめたと聞きました。
父いわく「ある日やめてみようと思ったら、特に飲みたいということがなかったので、そのままやめてしまった」とのこと。
大人になってから法事の席などで私も気付きましたが、父はお酒に弱く、一、二杯で真っ赤になります。
そしてお酒の席で、自分から進んで飲む事はまずありません。
要するに、大してビールが好きなわけではなかったということです。
しかし自分ではそれに気づかず、長いこと、帰宅したらビールを開ける、という習慣があったということです。
「自分で不要と気づかないなんて!!」
笑い話のようですが、実話です。
何十年もの間ビールに掛けたお金や、楽しくもない時間、その他ビールによる害を、ただ習慣だからという理由だけで、父は長年背負っていたのでした。
父がビールをやめて本当に良かったと、娘の私は感じています。
習慣が、私達が達成したいゴールに結びついているものであれば問題がないのですが、そうでない場合、習慣が私達を現状に強く縛り付けてしまい、時にはゴール達成を妨げることにもなります。
私の父だけではなく、私達にも、自分で気づいていない習慣があるかもしれません。そしてその習慣が、私達をホメオスタシスの力で現状に縛り付け、ゴール達成を妨げているかもしれません。
では、自分で気づかないことをどうやって変えていくのか?
まずは、無意識にしている習慣はあるかな?と、気にしてみることです。
人は、あることの重要度があがると、(それまでは見えていなかった) そのことに関する情報を認知出来るようになります。
無意識の習慣に気づいたら、試しに変えてみるのもいいですね。
私の父も、「試しにビールを飲まないでみよう」と思ったから、自分にビールが必要ないないことがわかったのです。
あるいは、子供は意外と鋭いので、子供達から「ママはいつもこうだ」と指摘されたことをちょっと変えてみると、新たな気付きがある場合もあります。
小さなことでも構いません。
いつもと違う道を通ってみるとか、いつもと違う飲み物を注文してみるとか。
遊び心でやってみてはいかがでしょうか。
この写真は、夏休みに息子の自由研究のため訪れた国立科学博物館にて。
コーチ小堤明子

投稿者: コーチ小堤明子

コーチングを通じて、人が本来持っている能力を充分に発揮し、成長し続けることをサポートします。