子どもの可能性を信じる

ピアニストの辻井伸行さんのお母様、辻井いつ子さんのお話を聞く機会をいただきました。

お話は、

・ピアノを含め何事にも、親が何かをやらせたことは一度もなく、子供がやりたがることをやらせた。

・盲目であることもあり、同年代の他の子供と成長を比較することは一切しなかった。

・小さい頃から、あなたは世界で活躍すると思う、と語りかけ、『世界的なコンクールに出場し表彰式で名前を呼ばれて喜ぶシーン』などを、親子で具体的にイメージしていた。

といった内容でした。

それは、まるでコーチングの講座を受けているのではないか、と思うくらい、コーチング理論に適った内容でした。

話の中には、いくつかのポイントがありました。

・子供がやりたいことは親の価値観で評価せず応援すること。

(親の価値観を含め、現在価値があるとされていることが、数年後も価値があるかどうかはわからないから)
・他人と比較しないこと。
(自分のゴールを達成することよりも、人に勝つことに価値があるという価値観にとらわれてしまうから)
・エフィカシーを高めること。
(私はできるという確信があれば、現状の外のゴールを諦めてしまうことがないから)

※エフィカシー:ゴール達成への自己能力の自己評価。『私はできる』という根拠のない確信

・現状の外側に設定したゴールを達成するような自分、そのセルフイメージの臨場感を高めること。

(現状の外側にいる自分を当たり前と思えれば、無意識は現状の自分に強烈な違和感を抱き、現状を修正しようとクリエイティブに働く)

これらは、子育てにとって、また自分自身をセルフ・コーチングするためにも、大切なことです。

お話の最後に辻井いつ子さんが、

『子どもの可能性を信じ、「もしかして天才かも」という気持ちを持ち続けることが大切です。』

とおっしゃったのが印象的でした。
コーチ小堤明子

投稿者: コーチ小堤明子

コーチングを通じて、人が本来持っている能力を充分に発揮し、成長し続けることをサポートします。

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