昨日は、子どもたちの通う小学校の卒業式でした。
5年生の娘は在校生代表として参列しました。
卒業生は、証書授与の時、一人ずつ壇上で将来の夢や目標を発表します。
娘が、「Kさんの言葉がとても良かった」と、私に話してくれました。
その内容が素晴らしかったので、Kさんの保護者の方にお願いをして、お子さんの発表された言葉を改めてお聞きしました。
ご本人、保護者の方に了解を得て、その言葉をこちらに記載させていただきます
ーここからー
最上のものは、過去ではなく
未来にある
この言葉を信じて
でも過去を大切にしながら
生きていきたいです
ーここまでー
インターネットで調べていくと、NHK朝の連続テレビ小説「花子とアン」で、校長先生が卒業式でスピーチされた内容に最上のものは過去にあるのではなく将来にあります
というものがありました。
Kさんは小説「赤毛のアン」を愛読していたそうなので、もしかしたら本かドラマからこの言葉を知ったのかもしれない、などと想像しました。
現状の延長線上にはない未来がある、と信じて生きていく人には、望む未来を実現する力があります。
なぜなら、「こうなりたい」と、望む未来を持っている人は、世の中にあふれる情報のなかから、自分の望む未来に関係がある情報を選んで認知することができるからです。
雑踏の中でも、自分の名前を呼ばれればちゃんと聞こえるように、人間の脳は、自分にとって重要な情報を選択して認知する力があります。
(それがないと、あらゆる情報を認知してしまい、脳がそれを処理するエネルギーが膨大になります。それでは人間の消化器官で作り出せるエネルギーを超えてしまうため、脳は情報を選択するようにできています。)
一方、「自分はまあこんなもんかな」と思っている人は、「まあこんなもんかな」に対応する情報を選択して認知してしまいます。
卒業式で、最上のものは未来にあると信じる、と宣言されたKさんは、その言葉のとおり、最上の未来をつかんでいくことでしょう。
生まれたときは誰でも、未経験のことにチャレンジし実現する力を持っています。
だからこそ、人は立って歩き、ものを食べ、言葉を話すようになります。
しかし、いつの間にか私達は、「やったことがないから無理」「失敗したからできない」という考えを持つようになってしまっています。生まれたときにはなかったのに、家庭や学校、社会の中で、いつのまにかそういう思考を持つようになってしまうのです。
そんな世の中にあっても、最上のものは未来にあると信じられる素晴らしいお子さん、そしてそのお子さんを育てたご家族の皆様を、心から尊敬します。
まで、お気軽に友達申請ください。
—
「誰かのために」という思いで起業しているお母さんの会、にご興味がある方へ。