両親の介護のこと

この夏、両親が本格的に介護を必要とする状態になりました。
両親は昨年夏、横浜の実家を引き払い、兄夫婦宅の近くのマンションの一室にて、互いに補いながら老老介護で暮らし始めました。
少しずつ不自由になっていく両親の生活を時折支えていましたが、この夏、変化が訪れました。
8月半ばから、父の骨折、入院、手術、転院、母の入院と続き、付き添い等で家をあけることが多い夏休みとなりました。
子どもたちだけで留守番できる年になってからで本当によかったと、ほっとしています。
フェイスブックのお友達の方々や、同世代の友人からも、親の介護の話を伺いますが、いざ当事者になってみると、経験してみないとわからないことがたくさんあると感じます。
介護保険の制度や使い方も、当事者になって初めて分かることばかりですし、両親の状態が変化するに従い、直面する課題も日々変わっていきます。
大小の決断を要する場面にもしばしば遭遇します。
コーチは心の状態を整えるプロですが、それでも一時は、自分の心の動きに飲み込まれそうになるときもありました。
コーチングの師にもお力添えいただき、いまでは心の体制を立て直すことができています。
自分が介護に直面するまでは、介護している人は大変そうだなという漠然とした思いしかなかったのですが、今では、介護をする人がどんなときにどういう気持に陥るのか身をもって知ることとなり、コーチとしての引き出しがまた一つ、増えていると感じています。
周りをみると、様々な形で親の介護をしている人は本当にたくさんいます。表には現れていなくても、心の中で苦しんでいる方はたくさんいると、今の私にはわかります。
親の介護をしながら、その人自身の気持ちと人生も充実させていく、そんなお手伝いができたらという、新たな気持が湧き上がってきています。
今はその経験値を貯めているときなのだと。
そんな思いも、少しずつ形にしていこうと思います。
コーチ小堤明子

投稿者: コーチ小堤明子

コーチングを通じて、人が本来持っている能力を充分に発揮し、成長し続けることをサポートします。